経歴と業績
経歴
1965 年北海道出身。1988年麗澤大学外国語学部中国語学科卒。1990年東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。1994-96年在香港日本国総領事館専門調査員。1997年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。2003年博士(法学)学位取得。1992-2008年防衛庁(省)防衛研究所で助手・主任研究官。2008年東京大学東洋文化研究所准教授を経て2011年より現職。専攻はアジア政治外交史、東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策。主要著作に、松田康博『台湾における一党独裁体制の成立』(慶應義塾大学出版会、2006年)、松田康博編著『NSC 国家安全保障会議―主要国の危機管理・安保政策統合メカニズム―』(彩流社、2009年)、家近亮子・松田康博・段瑞聡編『〔改訂版〕岐路に立つ日中関係―過去との対話・未来への模索―』(晃洋書房、2012年)、家近亮子・唐亮・松田康博編『〔新版〕5分野から読み解く現代中国―歴史・政治・経済・社会・外交―』(晃洋書房、2016年)、松田康博・清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』、晃洋書房、2018年、川島真・清水麗・松田康博・楊永明共著『日台関係史―1945-2020―〔増補版〕』(東京大学出版会、2020年)などがある。
情報学環・学際情報学府のニューズレター『学環学府』における松田康博紹介記事
客員教授ーー松田康博先生へのインタビュー 《史薈》48,pp. 36-53(中国語のみ)
産経新聞(2015年6月25日) 朝刊 第2面 「きょうの人」における松田康博紹介記事(日本語のみ)
略歴
氏名 松田 康博 (まつだ やすひろ)(MATSUDA, Yasuhiro)
現職 東京大学東洋文化研究所 教授
研究領域 アジア政治外交史、東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策
略歴
- 1965年 北海道で生まれる
- 1988年 麗澤大学外国語学部中国語学科卒業
- 1990年 東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了
- 1992年 防衛庁防衛研究所 助手
- 1994年 日本国在香港総領事館 専門調査員
- 1997年 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学
- 1999年 (兼務)防衛庁防衛局防衛政策課研究室 部員
- 1999年 防衛庁防衛研究所 主任研究官
- 2003年 博士(法学) 慶應義塾大学より授与
- 2003年 (併任)内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付 参事官補佐
- 2007年 防衛省防衛研究所 主任研究官
- 2008年 東京大学東洋文化研究所 准教授
- 2011年 東京大学東洋文化研究所 教授(12月より)
- 2012年 東京大学大学院情報学環 教授(東洋文化研究所 教授を兼務)
- 2015年 東京大学東洋文化研究所 教授
- 2021年 東京大学大学院情報学環 教授 (東洋文化研究所 教授を兼務)
- 2022年 東京大学東洋文化研究所教授
主要著作・監訳書
- 松田康博『台湾における一党独裁体制の成立』(慶應義塾大学出版会、2006年)。
- 松田康博編著『NSC 国家安全保障会議―主要国の危機管理・安保政策統合メカニズム―』(彩流社、2009年)。
- 家近亮子・松田康博・段瑞聡編『〔改訂版〕岐路に立つ日中関係―過去との対話・未来への模索―』(晃洋書房、2012年)。
- 家近亮子・唐亮・松田康博編『〔新版〕5分野から読み解く現代中国―歴史・政治・経済・社会・外交―』(晃洋書房、2016年) 。
- 松田康博・清水麗編著『現代台湾の政治経済と中台関係』(晃洋書房、2018年)。
- テイラー・フレイヴェル著、松田康博監訳『中国の領土紛争―武力行使と妥協の論理―』(勁草書房、2019年)。
- 川島真・遠藤貢・高原明生・松田康博編著『中国の外交戦略と世界秩序―理念・政策・現地の視線―』(昭和堂、2020年)。
- 川島真・清水麗・松田康博・楊永明共著『日台関係史―1945-2020―〔増補版〕』(東京大学出版会、2020年)。